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イスを活かし、精一杯頑張れたと思います。
?C色々なことについて、自分の考えを持ち、どの様な時にも胸を張って意見が述べられる様に、常に問題意識を持って、これからの消防人生に挑みたいと思います。
○兼平仁詩(二九歳)
盛岡地区広域行政事務組合消防本部(東北) 勤続八年
?@郊外の勤務地で感じた地域住民との連帯感と、阪神・淡路大震災からの教訓を生かし、“何か”を生み出したかった。
?A自分達の仕事は、地域の共同体意識を再構築し、災害に強い安全なまちづくりをすることでもある。
?Bもう一度発表したい、いや、これでいい。緊張しました。
?C公私を問わず、人前でも進んで自分の意見や考えを話したい。また、後輩を育てて行きたい。
○渡部昇(二六歳)
松江地区広域行政組合消防本部(中国) 勤続四年
?@自分の中で忘れかけていた一住民としての気持ち、意識に触れ、住民に対する自分勝手な思い込みを反省し、消防人としての自分の目標を持つために出場を決意する。
?A高度近代化を目指す現代の消防、そういった姿の中で、消防の根本的姿、「住民のための消防、住民あっての消防」という原点とも言える主旨をもう一度考え直し、消防人としての目線を、住民と同じ位置に持ち、地域の防災に少しでも貢献できるようになりたい。
?B第一に安心しました。全国の各地の代表の方、とても親しみの持てる方はかりで、なごみましたが、いざ本番となると、自分自身にもためになる発表ばかりで、とても参考になりました。
?Cこの体験を忘れることなく、消防人として、そして人間として一層の成長を目指し、努力できる心の原点となるよう活かして行きたい。
○佐野道一(二六歳)
小樽市消防本部(北海道) 勤続八年
?@救急車が到着する迄の空白の時間に、住民によるCPRの必要性が訴えられている中で、どの様にすれば、市民に理解し易く広報活動が行えるか悩んでいたところに、今回の発表事例があり、それを基により多くの人々に自分の想い、願いを聞いてもらいたく出場しました。
?A人々が一番大事にしなければならない「思いやりの心」が忘れかけられている世の中で、今一度、人としての思いやる心を思い出して欲しい。
?B緊張しましたが、多くの人にご清聴いただき、非常にうれしく思います。
?C今回の発表内容を基盤として、より多くの市民の心に残る広報活動を行い、救命率を向上させて行きたい。
○松下義嗣(三三歳)
市川市消防局(関東) 勤続一〇年
?@消防士を拝命してから一〇年が過ぎ、この間に出会った人々からは、多くの貴重な勉強をさせていただきました。私自身も節目の年であり、多くの方々に感謝の意を込め、出場しようと思いました。
?A災害が複雑、多様化する現代、消防官の「状況判断」と「決断」は、その結果に大きく影響します。ベストチョイスこそが消防の使命であり、その実現のためにまず何をするべきか。私の考える「消防の基本」を発表します。
?Bご清聴、ありがとうございました。あまりに基本的といえば基本的な内容ですが、自分白身、ついおろそかにしがちな事でもあります。決意を新たにしました。
?C全国各地の代表の方々から、貴重なお話しを拝聴し、大変参考になりました。これからも自分の仕事を追求し、人々のお役に立てたら、と思います。

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